「生き方を変える!ヨガの8ステップ」の⑥ー⑧ステップは心を整える練習である「瞑想」です。今回はその瞑想の3つの段階「集中」「瞑想」「深い瞑想状態」について詳しくご紹介していきます。
こんな方にオススメ
- 少し瞑想に慣れてきた方
- 自分の瞑想の深まりについて知りたい方
- 瞑想をやってみたいと思っている方
パタンジャリ先生
瞑想とは「本来の自分自身」と出会うための練習なのじゃ
瞑想の前の準備 | 心を整える内観
まずは瞑想を始める前の準備です。
瞑想を始めようと思った時、あまりにも雑念(集中を妨げる考え)が多すぎて集中できないということがあるかと思います。そんな時は一度、内観(心の整理)してから瞑想を初めてみるのも良いかもしれません。自分の心が何にとらわれているかを知って、整理することで瞑想を始めやすくなります。
■内観の方法はこちら:悩みは「事実と理想の差」から生まれる!【悩みを解決策に変換する】心の整理法
ステップ1 | 一つの対象に集中
瞑想のステップ1が集中です。初めから瞑想を長時間続けるのは難しいですよね。そこで1つの対象に心を集中させることで、瞑想に入る前に集中力を高めていきます。
集中のポイント
ポイントは体のある1ヶ所に集中することです。体の中心である丹田(おへその下約6cm、そこから奥へ約6cm)を意識するとその上にある横隔膜の動きが大きくなり(腹式呼吸)、呼吸も深くなります。
他の考えが湧いてきたら、また自分の意思で元の対象に意識を戻すことを繰り返します。
集中の効果
この練習によって、はっきりしたり、ぼやけたりしていた瞑想の対象が徐々に鮮明になり、集中できる時間も伸びていきます。
日常の行い集中する瞑想も!
体の1ヶ所だけでなく、日常生活で行なっていることに対して集中する瞑想もあります。 この瞑想では「今この瞬間」が瞑想の対象です。
・歩行のプロセスに集中
出した足の動きに合わせて「右」「左」と心の中でラベリングをしていく方法
・食事のプロセスに集中
食事中の口の中に運んで、味わったりするプロセスをラベリングしていく方法
パタンジャリ先生
これはヴィパッサナー瞑想と呼ばれ、本も多く出版されているのじゃ
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