「生き方を変える!ヨガの8ステップ」2つ目は、自分の心を磨くうえで、いつも心に留めておきたい5つの行うべきことです。
人は見た目だけでなく、心まで美しいとその存在全体が輝きます。そして自分の内側の美しさは自分の努力次第で、磨くことができるのです!
- 内面も美しくなりたい
- 生き方に軸を持ちたい
- 習慣を変えたい
- ヨガをもっと深めたい
5つの行うべきことを詳しく解説!
5つの行うべきこと | 詳細 |
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①清潔 | 体や環境をいつも綺麗に整えておく |
②満足 | 与えられた状況や物、人間関係に満足する |
③規律 | 規則正しい生き方 |
④学び | 自分の真実*についての知識を学ぶ |
⑤調和 | 自然の摂理を理解し、ゆだねる |
*ヨガでは本来の自分は「経験することを常に観ている意識」といわれています
それでは詳しくご紹介していきます!
①体や環境をいつも綺麗に整えておく
汚れは放っておくと自然とたまってしまいますよね。その汚れはもちろん環境や体だけでなく、私たちの心にもたまっていきます。お部屋の状態や体のコンディションは、その人の考え、心の中を表しているといいます。
忙しい時や気持ちが荒れている時、心に余裕がなくなり周辺の環境も荒んでいきます。だからこそ、外側も内側も綺麗に片付けて、両方風通しの良い状態でいることが大切です。
心は内観で磨こう!内側から美しい人になる2つの方法
この2つの面からアプローチしていくことができます
①怒りや・嫉妬、暴力、無知、欲望などの否定的な考えを減らしていく
②調和性、愛情、謙虚さ、真実、などの肯定的な要素を増やしていく
毎日鏡で自分の体を見るのと同じように、1日の中で自分の心を観る「内観」の時間を持つことで心の状態をチェックすることができます。
②与えられた状況や物、人間関係に満足する
自分に必要のないものに気持ちを持ち過ぎないことです。生きるために必要なものと、必要のないものへの欲求を見分け、「足るを知る」ことが大切です。
世間の尺度とは別に、誰が金持ちで誰が貧乏なのかを決めるひとつの価値観があります。それは「何の欲望もない人がいちばんの金持ちで、どれほどたくさんのお金を持っていても、それに満足していない人がいちばんの貧乏である」という尺度です。「自分は満ち足りている」と思える人こそ本当に豊かな人です。
パタンジャリ・ヨーガの実践 著:スワーミー・メーダサーナンダ
生活の中で、必要以上のものを持っているなと感じる方は
①必要なもの
②必要な量
③自分に合った質と種類
について観ていくとよいかもしれません。何も求めてはいけないということではなく、自分の「満足する」状態とは何かを知って、それ以上は「あってもいい、なくてもいい、なくなってもいい」という考え方が大切です。