自分を知る
\自分の心の動きを観察している自分/
私たちの心はいつも大忙し。好きな人に会えた日はもう最高にハッピーな気分になれちゃうし、何か失敗した日にはもう一瞬で人生のドン底。そんな気持ちを味わったことってありませんか?
考えや感情ってまるで海に浮かぶ波みたいにずっと変わり続けてる存在ですよね。じゃあ自分ってなんでしょうか?そんなふうに変わり続ける心でしょうか?それともこの身体?
ヨガではそんな変化する心や身体を常に観ている「意識」こそが、本当の自分だと言われているんです。本当の自分を知ることで悩み・苦しむことが減り、心晴れやかに生きていくことができます。
01.自分にどんな言葉をかけていますか?<観る>
人生は自問自答の繰り返しで、常に自分との対話の中で進んでいきますよね。だからこそ365日ずっと一緒にいる自分に対してどんな言葉を使っているかってすごく大切です。
自分の成長を促すような言葉なのか、それとも自分を否定するような言葉なのか。その言葉があなたの心に及ぼす影響はとても大きいです。
02.あなたは自分の友達ですか?<気づく>
例えば、学校や仕事で失敗しちゃったなーと感じた時、あなたは自分に対してどのような言葉をかけているでしょうか?ちょっと思い出してみてください。
「あーまたやっちゃった。ほんと自分ってダメだ。次も失敗するに決まってる」そんな風に自分をネガティブにとらえる人もいれば、
「今日は失敗しちゃったな。じゃあ次からは気をつけよう!」とポジティブにとらえる人もいると思います。
何か失敗した時に自分自身を責めると必要以上に落ち込みますよね。たとえ周りの人たちが何も言っていなかったとしても、なかなか自己否定を止められず、心を病んでしまう方もたくさんいるくらいです。
03.フォーカスを変えてみる<選ぶ>
もし「今私は、どう思ってる?」と問いかけてみて「あ、今自分のことめっちゃ責めてるわー」と気づくことができたら、実はそれこそが「違い」をつくるチャンスなんです!
何かを失敗した時、そこには失敗した自分とそこから新しいことを学んだ自分がいるはずです。「失敗したな」と観ることもできれば「今日は1つ学んだな」と観ることもできます。
寝坊した時、「寝坊したな」と観ることもできれば「いつもより長く休んだな」と観ることもできます。事実がただあり、どこから観るかはあなた自身の選択です。
気づいた時点でどこから観るかはもう選ぶことができるようになっているのです。
04.ありのままの自分を受け入れる<変わる>
自分を受け入れるというのは、自分に起きている事実をただ事実として観るということですが、これがまたやってみるととても難しいですよね。
今の自分を感じると「こういうふうに思う自分はいけないのではないか」とか、「なんでそんな思い方をしてしまうんだろう」とありのままを感じることにOKでない自分に出会う方もいるかもしれません。
すごく極端な話、「自分生きてる価値ない。死にたい。」と思ったとしたら「あ、自分は今死にたいと思ってしまうほど辛いんだな」とそのままのあなたを感じさせてあげてほしいんです。そう感じることに良いも悪いもないんです。
何を感じても大丈夫です。その時から自分の一番素直な感情が自然と湧いてくるようになります。
私たちはいつも成長の途中で、うまくいくことばかりではありません。
みんな自分なりの精一杯生きています。
1日の終わりに、「今日もよくやったね、私」と自分自身を抱きしめてあげてください。
ー生きラクキーワードー
「私は今そう思ってるんだね」