瞑想の方法

\心の状態を整える/

最近「瞑想」と言う言葉を耳にすることが多くなってきました。ポーズでよく知られるヨガですが、実はこの「瞑想」こそがヨガの本質でもあるのです。

ヨガにおける「幸せ」とは自分の内側にある「心の静寂」だと言われています。

瞑想をすることで、ありのままを見極める心の目を養い、混乱が生まれる原因である、悩みや苦しみが静まることで心が整っていきます。

そんな整った状態の心にこそ、ありのままの自分自身が映ります。瞑想を通して本来あなたが持っている、生まれてきた目的や、愛は、全てあなたの内側にあることに気づかされていくのです

01.意識するポイント | 体の中心(丹田)

瞑想をする際に意識するのが、体の中心で丹田と呼ばれる部分です。
丹田の位置はおへその下約6cm、そこから体の内側へ約6cmの部分にあります(※個人差あり)。
お尻を後ろに、腰を前に出した姿勢では、頭頂と丹田の位置が垂直線上に重なります

02.瞑想する際の座り方

①体の重心と中心が一致しいてる座りやすい座り方で、背筋がまっすぐ伸びるように座っていきましょう。厚さ5-6cmくらいのクッションなどをお尻の下に敷くと座りやすいです。

②お尻を後ろに、腰を前に出すことで、腰と下腹部に自然と力が入ります

③頭頂から引っ張られているようなイメージで、首筋を立てあごを引いていきましょう。

④両手は軽くおへその前で組むか、両膝の上に手のひらを上に向け、親指と人差し指を軽くくっつけておきます(エネルギーが流れ出るのを止めておくため)

03.呼吸の方法 | 腹式呼吸

①息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときに絞るようなイメージで鼻呼吸をしていきます

②この腹式呼吸で、さらに01の丹田から息を吸って、吐くような呼吸をし続けると「中心呼吸法」になります

※最初は鼻息が聞こえることがあるかもしれませんが、徐々に音もなくスムーズな呼吸になっていきます

04.考えが静まると、瞑想が始まる

瞑想を始める時に、「集中しなければ!」と思っていてもなかなか瞑想状態は始まりません。最初は雑念がたくさん出てくると思います。それは決していけないことではなく、心が浄化されていっているという証拠です。
その出てきた考えに対してまた考えを持つのではなく、「空の雲が動いているように」考えを眺め続けていると徐々に雑念が消え、瞑想がはじまります。

"瞑想状態"とは、下半身は安定していて、上半身はリラックス、頭は冷静で冴え渡っている状態のことを言います。

瞑想の練習を続けることで、日常生活においてもこの状態を自然に維持できるようになります。

さあ、リラックしていてパワフルな生き方を目指すあなたに

ー生きラクキーワードー

「必要なものは全て自分の内側にある」