ストレス対応
\日常生活をリラックスして生きる/
頑張りやさんな人ほど、たくさん考えすぎてしまうことってありますよね。
人に"迷惑をかけてはいけない"と気を使いすぎたり。すでに頑張っているのに、"もっとやらなくちゃ"と思ったり。
でも時々「私、無理してるな〜」と感じることはありませんか?
私たちが「こうしなければ」と思って頑張っている時、体は緊張し、呼吸が止まりやすくなります。そんな緊張状態が続くと、心も体も疲れてしまいますよね。
忙しい毎日の中で、「ちょっと無理しすぎてない?」と自分に問いかけてあげる。ゆったりとした呼吸を感じてあげる。そんな時間をもつことで心が整い、緊張がほぐれていきます。
私たちはリラックスしている時にこそ、本当の自分の力を発揮することができるのです。
01.自分の意識は今どこにあるか <観る>
忙しい毎日の中で、今、自分の意識がどこにあるかを考えたことはありますか?
つまらない授業を受けている時、「昨日の友達とのカラオケ楽しかったな〜」なんて考えたり、大事なプレゼンの前日に「明日はちゃんとうまくできるかな?」と不安になったり。今している行動とは別に、心は色々なところへと意識を向け、「考え」を巡らせています。
02.考えに気づき、コントロールする<気づく>
自分の「意識」がどこにあるかに気づくと、今その場でできることに100%集中することができるようになります。
それまでは「意識」が勝手に色々なところに行っているので、自分でコントロールができていない状態です。しかし、その意識の場所に気づくことで自分の心を自分の意思でコントロールできるようになっていきます。
もちろん、向き合いたくないことがある時に、違うところへ意識を向けるのは自由です。好きなアイドルのことを考えたりする時間もたまには大切ですよね。
集中したい時は集中して、そうでない時は、他のことを考える。「考え」を自分で選択できるようになると、もっと生きるのがラクになっていきます。
03.「考える」と「感じる」は同時にできない<変える>
ここで、一度「今自分はどんな呼吸をしているかについて考える」と「呼吸を感じる」ということを同時にやってみてください。
実はこれ同時にやることってできないですよね。私たちは何を「考えている」か、何を「感じているか」の2つだけなんです。考えが止まらなくてどうしようもないというときは何かを感じるということに切り替えてみても良いかもしれません。
ヨガでは呼吸に関して2つのテクニックがあります。その時に応じてお好きな方をやってみてください
①呼吸を自分で調整する
目を閉じて、息を吸って、苦しくない程度に止めて、できるだけゆっくり吐き、また止める。これを繰り返してみてください。考えがスーッと落ちついてくると思います。終わる時もゆったりと日常の呼吸に戻していきましょう。
②呼吸の流れに意識を向けて心を落ち着かせる
自分の今おこなっている呼吸にゆっくりと意識を向けて、呼吸のリズムを感じていきましょう。自然と心が落ち着いてくるはずです。
04.生活の中で考えない時間をつくってあげる<変わる>
ストレス社会と呼ばれる環境に暮らす私たちの頭の中は、様々な「考え」でいっぱいです。だからこそ「感じる」スペースは自分で広げてあげる必要があります。海をぼーっと眺めたり、自然の中で遊んだりといった感性のままに生きる時間・感じることにフォーカスした時間を取り入れてあげることで心にゆとりが生まれます。
■すぐできる
音楽を聞く/ぼーっとする/深呼吸をする/片付ける/お茶・コーヒーを飲む
■空き時間にできる
食べる/寝る/アロマやお香の香りを楽しむ/買いものをする/瞑想する/ヨガ/歩く/ランニング/お風呂にゆっくりとつかる/友達と話す/泳ぐ/ダンスする/心の落ち着かない原因を紙に書き出してみる/甘いスイーツを食べながらティータイム/漫画を読む
■休日にできる
映画館で映画をみる/美術館に行く/ドライブ/海に行く/ツーリング
ストレスを感じた時は、刺激が多く考えすぎている時かもしれません。
1日に数分でも良いので、何も考えなくて良い時間をつくってみてはいかがでしょうか?
ー生きラクキーワードー
「私の考えは今どこにあるんだろう?」