瞑想をしていても心がざわざわして全く集中できないことありますよね。悩みのタネは外側にあるものではなく、いつも自分の内側にあります。集中できない時は自分を内観することで、混乱している頭を整理することから始めていみてはいかがでしょうか?
今回は自分の悩みを知り、理想に向けての一歩をふみだす心の整理法をご紹介していきます。
紙・ペン・ありのままを観る心・所要時間約20分
「悩み」とは否定的な観方から生まれる心の反応
もし今の自分に100%満足していたら悩む必要はありませんよね。「こんな自分になりたい」「もっと成長したい」そういう理想から、そうでない自分に対して否定的な観方(意思をもって観る)をすることで、心が反応し「悩み」につながります。
理想の自分へと近づく最短ルート
理想の自分へと少しでも早く近づくには、悩んでいるよりも自分の現在地を受け止め、理想に向かうための「自分がやるべきこと」を考え、実践することです。
もし悩みの連鎖を抜け出したいと思われたなら、2つの悩み解消方法をおすすめします。
①悩みを解決策(自分が今やるべきこと)に変換する
②瞑想で心の反応に影響されない中立的な観方をする
今回はその中でも①の具体的な方法についてご紹介していきます!
ワーク | やってみよう!「悩みを解決策に変換する」
①-⑧の順番で紙に書いてみてください。後半には書き方の参考例もありますのでぜひご覧ください!
\書き込みたい方はダウンロード/
\テキストの場合はコピペ/
- 今悩んでいること:
- 変わろうと思ったきっかけ:
- どんな状態が理想か:
- なんのためにその状態になりたいのか:
- 肯定的に事実を観るとしたら:
- 否定的に観るとしたら:
- 事実とは何か:
- 自分がやるべきこと(ToDoで具体的に):
ワークをやる際のルール
ジャッジしない
ワークの際に、「こういうふうに思う自分はいけないのではないか」とか、「なんでそんな思い方をしてしまうんだろう」とありのままを感じることにOKでない自分に出会う方もいるかもしれません。しかしこのワークは誰かに見せるわけではないので、最高に性格が悪い自分であっても、超ネガティブな自分であっても大丈夫です。そこからスタートしていきましょう!
それでは、ワークスタート!
①今どんなことに悩んでいますか?
悩みには【事実に対する無知・自意識の高さ・欲望・嫌悪・失うことへの恐れ】5つの原因があるとヨガでは言われれいます。この5つのどれに当てはまるのか分類してみても分かりやすいかもしれません
②変わろうと思ったきっかけはなんでしたか?
悩みの状態から前向きになろうと思ったきっかけを知ることで、自分の前向きスイッチを見つけることができます
③どんな状態があなたの理想ですか?
数字やイメージなどを使って書くとより具体的な理想を描くことができます。また、この段階で本当に自分にとってその「理想」は必要なものかを見極めることも大切です。
④なんのためにその状態になりたいと思いましたか?
目的が私的欲求のためなのか、人生の役割と責任を果たすためなのかによって現れる結果が変わるとヨガでは言われています。後者の場合は結果+心の成長があります。詳しくはこちら>>
⑤・⑥肯定的・否定的な観方をするとしたら?
両極を知ることで真ん中を客観的に観ることができます。いろんな観方をしてみることで、自分の考え方がどれだけ偏っていたのかを知ることにもつながります。
⑦事実はなんですか?
事実は数値で見えるものでも良いですし、自分が今感じていることでも大丈夫です。良い・悪いではなく思ったことをありのままに書き出してみましょう。
⑧あなたが今やるべきことはなんですか?
ここでは自分が変えられる範囲でのことを書いていきましょう。具体的なToDoに落とし込んでいくことで理想への道のりがより明確になっていきます。期間を決めるのもオススメです。
書き方の例
勉強編
仕事編
恋愛編
やることが見えると前向きな気持ちに!
ポイント▶︎悩みは「自分が今やるべきこと」に変換
気づくと悩みの連鎖にハマっていき抜け出せないことってありますよね。そんな時はこういった形で紙に書き出してみると客観的に自分の考えを観ることができます。またやるべきことが明確に見えることで前向きな気持ちになることができます。心がスッキリした状態で、また新しい一歩を踏み出していきましょう。
▼今回ご紹介できなかった、瞑想の方法についてはこちらから