生き方を変える!ヨガの8ステップ|生活・呼吸・ポーズ・瞑想で心を整える

ヨガのテーマは、「心の探求」です。心について自分自身で観察・分析・実践をして、心に集中することで「考えの波が静かな状態」へと向かいます。

ヨガは、研究者と研究対象が別の心理学と違い、研究者と研究対象が同じです。

パタンジャリ先生
心が、心自身を観察し研究するのじゃ

自分を知るためには、自分をよく観察し真実を理解するための正しい知識や考えを持つことが大切です。そこで聖者パタンジャリ先生は、ヨガに出会った人が心を磨きながら、目的に向かっていけるように、進む道を8つのステップで教えてくれています。
今回は、その方法をご紹介していきます!

ステップ①社会生活 | 5つの気をつけるべきこと

ついついしてしまいがちな、あまり良くない習慣や癖、考え方を見直し、いつも心をスッキリさせておくための練習です。自分でも良くないな、と思うことをしたとき、心は晴れません。反省し、後悔し、自分を嫌いになり、自己否定で心が曇ってしまいます。この5つを守ることで、きちんと毎日を過ごして常に心を晴れやかに、澄み切った状態にしておくことができます。

ステップ②自分との約束|5つのするべきこと

自分の心を磨くうえで、いつも心に留めておきたい5つのするべきことです。人は見た目だけでなく、心まで美しいとその存在全体が輝きます。そして自分の内側の美しさは自分の努力次第で、コントロールすることができます。

ステップ③体のコントロール|快適で、安定した姿勢

ヨガのポーズのことをアーサナと呼びます。ヨガの聖典で伝えられるアーサナは、瞑想で穏やかに座る座り方のことをいいますが、最近は、座る、立つ、動く、寝る、ひねる、バランスをとるなど様々なバリエーションがあります。これらのポーズは「今」の自分の身体に集中して行います。すると外側へ向いていた意識が、自然に自分の内側へと向き心をリセットすることができます。

実はヨガで行う様々なポーズは、”心と向き合うために静かに座ることができるようになる”という「瞑想のための準備」でもあるのです。

 

ステップ④呼吸のコントロール|呼吸とエネルギーを整える

呼吸には息を吐く、吸う、止めるの3つがあります。吸う息が穏やかに体に保たれていること、吐く息がゆったりと空間に放たれていること。リズミカルに自然な流れで呼吸が行われていることを、プラーナヤマ(呼吸法)と呼びます。また生命エネルギーコントロールという意味もあり、自律神経を唯一コントロールできるのも呼吸です。

呼吸の2つのテクニック

その時に応じてお好きな方をやってみてください
①呼吸を自分で調整する
目を閉じて、息を吸って、苦しくない程度に止めて、できるだけゆっくり吐き、また止める。これを2分間繰り返してみてください。考えがスーッと落ちつていくると思います。終わる時もゆったりと日常の呼吸に戻していきましょう。
②呼吸の流れに意識を向けて心を落ち着かせる
自分の今おこなっている呼吸にゆっくりと意識を向けて、お腹の動きを観ていきましょう。自然と心が落ち着いてくるはずです。

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