③規則正しい生き方

体・心・感覚を、生きる目的のために自由自在に使いこなすためには、日々自分の意思で体・心・感覚をコントロールする必要があります。

自分自身の生き方を、目的のための軸にそって規則正しくおくることで「やり遂げる」強い精神力が身につきます。

  • もう少し寝ていたい気持ちを抑えて、勉強のために早起きをする
  • 約束の時間を守る
  • つい同調してしまいたくなるような、悪口や陰口、嘘を言わない

こういったことを意識して行うことで、自分を磨くヨガにすることができるのです。

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④自分の真実についての知識を学ぶ

学びは人を成長させ、将来の目標や生きる目的を見つける基礎を作ります。お金や物は人にあげれば減りますが、学んで得た知識はいくらあげても減ることはありません。むしろ人に教えるためには自分がより深く知る必要があるため増えていきます。

学ぶことで生活や人生はより豊かになります。

2種類の知識のバランスが大事

知識には2種類あるといわれています。これらをバランスよく学んでいくことが、ヨガを深めていきたい方には大切です

1.日常生活を送るため、生きるために必要な知識

 ・・・生活のための知恵や、学校で習うような知識

2.心について、体について自分の真実が書かれた不変的な心理の知識

 ・・・聖典や経典と呼ばれる本に書かれているような知識

心や体について、自分の真実が書かれた聖典や経典を読むことで本当の自分を知るための準備ができていきます。

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⑤自然の摂理を理解し、ゆだねる

私たちの体・感覚・呼吸・考えは、自然から生まれ、自然の法則に従って動いています。

■目:光の法則によって形と色を認識

■呼吸:風の法則で大気の圧力と肺の中の圧力を均等にしようとする動き

■体:太陽の法則で熱を起こし、血液が運ばれ、食べ物を消化吸収する動き

自分も自然の一部だということを理解することで、自分一人の小さな世界から大きな力との繋がりが生まれます。来るものは今の自分に必要なものだと受け入れ、去る者は流れにまかせて、自然な流れに自分をゆだねることで心に余裕が生まれます。

パタンジャリ先生
ヨガのポーズや朝日に感謝することも含まれるんじゃ

体・感覚・心は世界を経験するために必要な道具

ポイント▶︎5つの行うべきことは、清潔・満足・規律・学び・調和

今の自分に納得がいかない、何かが足りないような気がする、自分を受け入れられないという否定的な考えが悩みの原因に繋がります。しかし、「本当の自分は常に観ている意識である」と考えるヨガでは、環境や体と同じで、心も自分が世界を体験するためにある道具だと考えます。

自分の役割をこなし、自分の課題をこなすために必要な体や顔、そして能力は全て与えられて生まれてきています。今持っている自分の道具に感謝の心を持ち、使ったら綺麗にメンテナンスをして最適な状態に保っておくことが大切です。

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