3.盗まないこと

「盗まないこと」を守り続けると、その人の必要なものがやってくると言われています。

自然の法則にまかせて、来る者、去る者はそのままに。あるがままにしておくことは物への執着から自由になるヒントです。誰かのものを勝手に使ったり、盗んだりしないように気をつけることで、本当に今の自分に必要な物が向こうからやってくるといいます。

パタンジャリ先生
盗む対象は物だけでなく、人の時間なども含まれるのじゃ

4.規律正しく生活すること

「規律正しい生き方」を守り続けると、その人に心の強さと力が湧いてくると言われています。

規律正しい生き方ができる人は、無駄に時間を使ったり、何かの中毒になることもなくなります。ゴールを達成する力、精神的な力、心の探求を目指す強い思いと、誘惑や怠惰な心に負けない強さが身についていきます。

またエネルギーを正しい方へ使うという意味もあり、自分が今何にエネルギーを使うべきかを考えて行動してみましょう。

パタンジャリ先生
インドでヨガを学ぶ学生は、朝太陽が昇る前に目覚めて体を清めるんじゃ

5.抱え込まないこと

「抱え込まないこと」を守り続けると、その人に知恵が生まれると言われています。

自分にとって必要なものだけを持ち、多くを抱え込んだり、無駄なものを持たなくすることで、執着せずにスッキリ生きることができるようになってきます。

自分の前にやってきた物事を喜んで受け入れ、本当に必要なものに満足することで、必要のないことに心を奪われなくなります。結果として、物や人と客観的に調和のとれた関係が築けるようになります。

パタンジャリ先生
自分が多くもらいすぎた分は、足りない人に譲ることもできるのじゃ

5つの気をつけることを実践する時のポイント

  1. 誰に対しても、どんな生き物に対しても
  2. どんな場所であっても
  3. いつどんな時も
  4. どんな状況にあったとしても
  5. 守ると決めて実行する

いつもの習慣に流されそうになったら、このポイントを思い出し、心に決めた5つのガイドに戻るようにしてみましょう。

▶︎5つの気をつけるべきことは「非暴力・正直・不盗・禁欲・不貧」

毎日のちょっとした努力で習慣となり、考えなくてもあたりまえのように行動ができるようになるまで続けることが大切です。後ろめたい気持ちや、自己否定の気持ちを手放し心晴れやかに生きていくことができます。

\【生き方を変える!ヨガの8ステップ】2つ目はこちらから/

おすすめの記事