今やヨガは世界中で人気を集めています。リフレッシュの手段であったり、病気の治療、ダイエットや ファッションとしてヨガを楽しんでいる方もいるのではないでしょうか? ヨガを日常生活にとりいれる理由は、本当に人それぞれですよね。

ヨガの目的

心の考えの波を静かに収め、あらゆる苦しみから自由になる。 それは無理に考えることや感じることを止めるのではなく、心を揺さぶられるような考えや感情に 振り回されない自分でいることです。苦しみの原因となる考えに向き合い、 真実は何かを見極めることで、混乱がない自分自身でいられることをヨガでは目指します。

ヨーガスートラ

ヨガのガイドブックとして知られるヨーガスートラ。ヨガには様々な宗派がありますが、 中でもヨーガスートラは、実践から目的の達成方法までが記されたとても実用的な195の詩からできています。 ヨガの定義や目的から始まり、具体的な練習方法や瞑想について。 そして最後にはヨガを達成した人が理解している知恵を明らかにしています。 必要なものは「心」だけなので全ての人が実践できることが特徴です。

聖者パタンジャリ

そんなヨーガスートラの著者は聖者パタンジャリ。 彼は言葉・体・心に関するの3つの聖典を残した功績で有名です。 ①サンスクリット語の文法書「マハーバーシャ」 ②体の健康を維持する生命の教え「アーユルヴェーダ」 ③ヨガの教えの主題を心に体系化した「ヨーガスートラ」

ヨガと心の繋がり

人間は苦しみます。その元となっているのが私たちの”心”です。怒り、憎しみ、不安、恐れなどの様々な考えが 心を苦しめ、それが体の不調へと繋がっていくと考えられています。 ヨガにはポーズや呼吸法、浄化法など様々なメソッドがありますが、最終的には苦しみの原因である "心"へのはたらきかけが大切になっていきます。(はp8)

人は悩み・苦しみ・悲しむ。だからこそ光を見出せる。

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